新着情報
2024.09.12
リベレーションフェスタ2024 人権啓発展示
リベレーションフェスタ2024 人権啓発展示 特設ページ
リベレーションフェスタ2024が9月15日(日)、梅小路公園中央広場でおこなわれます。
会場では、人権啓発展示もおこないます。展示についての詳しい情報を、こちらの特設ページで紹介します。
下記リンクで解説情報がありますので、ご覧ください。
当日の「ごあいさつ」も掲載します。舞台でのアピールもありますので、どうぞ会場にお越しください。
ごあいさつ
リベレーションフェスタ2024では、同実行委員会に参加するメンバーが中心となって展示を作成することになりました。毎年、さまざまなテーマでパネル展示をおこなってきました。今回は、インターネット上で被差別部落の地名を暴露する動画の投稿やSNSでの誹謗中傷、身元暴きを目的とした戸籍の不正所得等の人権侵害について考えるブースとする方向となりました。①「街ブラ動画を装う部落差別」、②「部落への差別・脅迫メッセージ事件」、③「差別されない権利がある」、④「不正な『戸籍』取得」という4つのテーマで展示しております。
特に、「差別されない権利がある」のパネルでは、東京高裁判決を現地で迎えた「アブダーク」のフラッグを紹介していますが、そこでは「差別をなくそう」などと書かれた色とりどりの布が貼り合わされています。このフラッグのような味わい深い展示を目指し、ボードに貼り付けたパネルではなく、温かみを感じるタペストリーで表現しました。
ネット差別の調査や研究はさまざまな機関でおこなわれており、事実関係の把握はすすんでいます。これが「情報流通プラットフォーム対処法」の制定につながりました。ただ、それだけで差別はなくなりません。「差別を許さない」とする発信の強化が求められている現状において、今回の展示がその一助となればメンバー一同、うれしく思います。
リベレーションフェスタ2024実行委員会
人権啓発展示制作チーム